中学生の頃のうんち漏らし体験談

私は中学生の頃はとってもウンチの我慢をしていました。体質なのか何故だか学校に行く前にはウンチが全然出ません。しかし、中学校に着いたら落ち着くせいか一気に便意をもよおします。

男性なら分かると思いますが、小学校・中学校で男子が大便をすると、他の男子にイジられてしまうので中々ウンチを行う事が出来ません。
トイレに行く際も常に周りの目をきにします。
なので、小・中学校ではウンチを我慢する事が多かったです、特に辛かったのは体育の授業です。ウンチをしたい状態でマラソンや縄跳びなどをやるととってもつらいです。水泳の時間は小であれば黙っていればばれないのですが、うんちの場合はお腹が冷えるせいもあってか、毎回毎回、修羅場に見舞われます。

そのため、学校で限界まで我慢した私は中学校から家が近かったので、学校が終わったら猛スピードで家に帰ってウンチをしていました。
徒歩8分の所を5分で駆け抜けていました。

それをみていた友人は私のことを

「帰宅部の韋駄天」

と中学三年間呼び続けました。
しかし、韋駄天の私でも下校時間前にうんちをしたいときがあります。
それは職員用のトイレを使うという方法でした。生徒が使うトイレだから他の生徒にバレてしまう。それならば、先生たちが使うトイレを使えば良い。なので、私はウンチが我慢できなくなったら、職員室に行って「すみませんトイレが混んでいたので職員用のトイレ使って良いですか?」と言って使っていました。

先生方にはトイレを我慢しない正直者とおもわれ心なしか、慕われていました。

韋駄天を襲う悪夢

時がたち、同窓会。
成人式を終え、皆で懐かしの話をしていたころです。
友人からは
「韋駄天はなんでいつも走ってかえっていたの?」
とつっこまれながらも、適当にはぐらかしていた時でした。
担任に声かけられ、挨拶をすると、とんでもないことをいわれました。

「おまえ、いつも職員用トイレをかりていただろう?そのせいか、職員室では快便君って呼ばれていたんだぞっ。まぁいまだから言えることだけど。」

いう必要のないことを担任は本人の目の前でおっしゃいました。
顔をから火が出そうとはこのことです。

しかし、これだけには終わりません。
よこで聞いていた友人は腹を抱えて笑い、その日から私は帰宅部の韋駄天から

「快便の韋駄天」

とよばれるようになりました。どんだけ、早いうんこだよと内心突っ込まずにはいられませんでしたが、恥ずかしさも相まって私は早々に同窓会を後にしました。

それはもう韋駄天の速さで。