私が中学生の時だったと思います。
地元で有名な花火大会があって、会場が実家から近く、家族で見に行った日のことです。
その日は祖父母と両親と一緒で、みんなで車に乗って行き近くのスーパーに駐車して、会場まで少し歩きました。

毎年すごい人で出店もたくさんあり、少し行儀は悪いですが、いつも通り食べ歩きながら花火を見ていました。
かき氷、串焼き、冷やしパインなどを食べましたかね。
今思えばそれがいけなかったのでしょう。

花火はだいたい7時から9時まで、私はどちらかと言えば花より団子派で、花火目当てというより、毎年出店を楽しみに行くような感じでした。
時間が経つのもあっという間で、花火終わり大抵の人は道が混む前にと帰宅を急ぐ時間でした。

私たち家族も、そろそろ車を駐車しているスーパーに向かおうということになり、レジャーシートなどを片付けていました。
その時、私はお腹に少し違和感を感じました。

そう、これが最初の波でした。
なんとなくお腹が痛いかな?くらいだったので、特に気にせず片付けを終えスーパーへ歩いていました。
駐車場に着き、荷物を積んでいる時それはやってきました。
最初からクライマックスのような大波。

冷たいものを食べたせいか、お腹を壊していました。
それも強烈なやつ。

丁度親もトイレに行きたいというので、すぐスーパーに駆け込みましたが、今日は花火大会ですので当たり前の長蛇の列。
既に限界を迎えつつあるお腹。

お尻にグッと力をいれ、仕方なく並びました。

20分〜30分ほど待ちましたかね、やっと私の番が来て、その時は車椅子のおトイレに入ったのですが、お腹を壊しているので当然気になるのは音ですよね。
しかしそんなことは言ってられないと思い、気晴し程度にまず水を流し排出。
我慢して我慢しての解放感といったらもう。

体の悪いもの全てを出し切ったような感覚でした。

無事用を足し、一緒に並んでいた親と合流し車に戻り帰宅。

あの日のことは今でも忘れません。